各種免許普通自動車一種MT/AT

普通自動車とは

普通自動車は道路交通法で、車両総重量5t未満、最大積載量3t未満、乗車定員10人以下の基準の車両を指します。平成19年6月に免許区分の変更が行われ、中型免許の新設に伴い、普通自動車の定義が上記のように定められました。一般的には乗用自動車のことを指すが、一般乗用以外の用途の車両だとしても、車両総重量や最大積載量が上記であれば普通自動車とされます。普通自動車を運転するには第一種普通自動車免許が必要となる。第一種普通自動車免許は限定なし(MT)とAT車限定に分かれます。

普通自動車免許(普通免許)の取得方法

普通自動車免許の取得方法は運転免許試験場(免許センター)での直接受験(飛び込み受験)と指定自動車教習所に通って取得する方法があります。

①運転免許試験場直接受験
第一種普通自動車免許の試験場直接受験では、最初に仮免許学科試験に合格しなければなりません。仮免許学科試験に合格後、場内仮免許技能試験(事前予約が必要)に合格する必要がありますが、この普通仮免許技能試験の難易度は相当高く本免技能試験より難しいとされます。仮免許を取得すれば、1日2時間まで5日以上、10時間以上の路上練習を行い、本免学科試験を受けることになります。本面学科試験に合格後、本免技能試験(事前予約が必要)の受験し、合格後は取得時講習(事前予約が必要)を受講。その修了証を運転免許試験場へ持っていくと免許証が交付されます。

②指定自動車教習所での取得
指定自動車教習所では、車種・所持免により学科教習及び技能教習の最短時限数が定められており、そのカリキュラムに従って教習が行われます。また、試験場直接受験では難易度が高いとされる仮免許を教習所で取得できます。教習所での卒業検定合格後、卒業証明書を運転免許試験場に持っていけば、本免技能試験が免除され、学科試験に合格するだけで即日運転免許証が交付されます。

普通自動車免許で運転できる車両

普通自動車(AT限定免許の場合、MT車は運転不可)・原動機付き自転車・小型特殊自動車

教習車紹介

普通自動車一種
(免許無し、原付免許・小型特殊免許をお持ちのお客様)

最短卒業時限数
教習車種 所持免許 学科時限数 技能時限数 最短卒業日数
普通自動車
第一種
MT なし・原付・小特 26 34 18日
AT限定 なし・原付・小特 26 31 16日

合宿免許入校から免許取得までの流れ

指定自動車教習所に合宿免許で入校され、普通自動車一種免許を取得する場合、以下のような流れとなります。
※本免許学科試験は住民票のある県指定の運転免許センターで受けて頂きます。

入校式 教習を進めるにあたっての各種説明を行います。 手続き、教習の進め方、合宿施設案内、各部屋利用上の注意点の 説明を行います。
運転適性検査 皆さんの行動の内容と精神安定面をチェックします。 K1方式の適性検査を実施します。
学科教習第1段階① 先行学科と言って、教習の一番最初に受講する必要があります。 ※二輪免許をお持ちの方は受講の必要がありません。 運転者の心得、交通法令の遵守、運転に必要な準備を学びます。
学科教習第1段階 ②~⑩ 学科教習日程を確認のうえ受講して下さい。(予約不要) ②~⑩の学科を受ける順番は自由です。 ※二輪免許をお持ちの方は受講の必要がありません。 信号、標識標示、車の通行するところ、交差点の通行、 緊急車の優先、踏切、安全な速度、車間距離、歩行者の保護、 進路変更、追い越し、免許制度、AT車の運転等、基本的な法令 の知識やルール・マナーを習います。
技能教習第1段階 入校式でお渡しする教習日程表に従っての受講となります。
MT最短15時限、AT最短12時限
車の乗り降り、運転装置の取り扱い、発進と停止、加速とブレーキ、 カーブや曲がり角の通行、坂道の通行、進路変更、交差点の通行、 狭路の通行、踏切の通行、AT車の運転等普通自動車の運転をする際の 基本的な操作、走行を行います。
※学科教習第1段階①を受講すれば、学科教習と技能教習は並行して進めることができます。
仮免前効果測定

仮免許学科試験前の実力テスト
※第1段階の学科教習①~⑩を全て受講し、技能教習が MT8時限目以降、ATなら6時限以降まで進まれた方が対象。

 

第1段階で学習した範囲で50問出題。
みきわめ 技能教習第1段階で受講した習得状況の確認を行います。 教習所内において、一般道路の走行を想定した法規履行及び安全かつ 円滑な操作及び走行についての確認を行います。
※みきわめA判定と仮免前効果測定合格で修了検定(技能検定)に進みます。
修了検定(技能検定) 仮免許取得のための教習所内における技能検定で、合格 すれば仮免学科試験へ進みます。 仮免許を取得して一般道路での路上教習を行う為に必要な基本的な操作 走行ができるかを確認します。
仮免許学科試験 仮免許取得のための学科試験で、合格すれば仮免許が交付 されます。仮免許が交付されれば、第2段階路上教習へ進み ます。 仮免許を取得して一般道路での路上教習を行う為に必要な基本的な 法令規則やルール・マナーについての確認を行います。(50問出題)
仮免許の取得
学科教習第2段階 入校式でお渡しする教習日程表に従っての受講となります。 学科を受ける順番は自由ですが、 ⑪経路の設計、⑫高速 道路での運転は先行学科となります。 駐車と停車、安全運転の知識、自動車の保守管理、乗車と積載、 けん引、交通事故の時、経路の設計、高速道路での運転、危険予測 ディスカッション、応急救護等専門知識の習得を行います。
技能教習第2段階 “入校式でお渡しする教習日程表に従っての受講となります。
※予約は1日3時限まで
MT最短19時限、AT最短19時限
路上運転に当たっての準備、交通の流れに合わせた走行、通行 位置、進路変更、標識標示に従った走行、交差点の通行、歩行者の 保護、方向変換縦列駐車、自主経路走行、危険を予測した運転、 高速道路での運転等単独運転を想定した教習を行います。
※第2段階の学科教習と技能教習は並行して進めることができます。
卒検前効果測定 本免学科試験前の実力テスト ※学科教習第2段階を全て修了した方が対象。 学科教習第1段階、第2段階で学習したすべての範囲から50問出題。
みきわめ 技能教習第1段階及び第2段階で受講した教習について、 習得状況の確認を行います。 一般道路において、安全かつ円滑な運転について及び教習所内において 方向変換及び縦列駐車の確認を行います。
※みきわめA判定と卒検前効果測定合格で卒業検定(技能検定)に進みます。
卒業検定(技能検定) 所内及び路上における技能検定で合格すれば、卒業 証明書が交付されます。 一般道路上において、法令に従った安全かつ円滑な運転についての 採点と教習所内における方向変換又は縦列駐車の採点を行います。
卒業式 卒業検定を合格された方については卒業式を行い、教習所を 卒業となります。 卒業証明書の交付と運転免許試験場(免許センター)での 受験案内を行います。 ※卒業証明書の有効期限は卒業検定合格の日から1年間となります。
本免許受験 住所地を管轄する運転免許試験場(免許センター)で本免許 試験を受験し、合格すると運転免許証が交付されます。 適性試験(視力検査等)と本免許学科試験が行われます。 ※技能試験は免除されます。
合格すれば即日運転免許証の交付が受けられます。

入校資格

年齢 18歳以上(当校では、18歳のお誕生日1か月前からご入校可能です。)
視力 両眼で0.7以上、かつ、1眼でそれぞれ0.3以上であることまたは、1眼の視力が0.3に満たない場合、もしくは1眼が見えない場合に ついては、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上で あることが必要です。
(眼鏡、コンタクトの使用も可能です) カラーコンタクトの使用は不可です。角膜矯正(レーシック)手術を 受けられた方はお申し出ください。
色彩識別能力 赤・黄・青の識別ができること。
運動能力 自動車の運転に支障のないこと
※適性相談を受けて頂く場合があります。

普通自動車一種
(普通自動二輪・大型自動二輪免許持ちのお客様)

最短卒業時限数
教習車種 所持免許 学科時限数 技能時限数 最短卒業日数
普通自動車
第一種
MT 大型二輪
普通二輪
2 32 17日
AT限定 2 29 15日

合宿免許入校から免許取得までの流れ

指定自動車教習所に合宿免許で入校され、普通自動車一種を取得する場合、以下のような流れとなります。 ※本免許受験は住民票のある県指定の運転免許センターで受けて頂きます。

入校式 教習を進めるにあたっての各種説明を行います。 手続き、教習の進め方、合宿施設案内、各部屋利用上の注意点の 説明を行います。
運転適性検査 皆さんの行動の内容と精神安定面をチェックします。 K1方式の適性検査を実施します。
技能教習第1段階 入校式でお渡しする教習日程表に従っての受講となります。
※予約は1日2時限まで
※予約は1日2時限まで。 MT最短13時限、AT最短10時限
車の乗り降り、運転装置の取り扱い、発進と停止、加速とブレーキ、 カーブや曲がり角の通行、坂道の通行、進路変更、交差点の通行、 狭路の通行、踏切の通行、AT車の運転等普通自動車を運転する際の 基本的な操作、走行を行います。
みきわめ 技能教習第1段階で受講した習得状況の確認を行います。 教習所内において、一般道路の走行を想定した法規履行及び安全かつ 円滑な操作及び走行についての確認を行います。
※みきわめA判定で修了検定(技能検定)に進みます。
修了検定(技能検定) 仮免許取得のための教習所内における技能検定で、 合格すれば仮免許が交付されます。 ※仮免許学科試験は免除されます。 仮免許を取得して一般道路での路上教習を行う為に必要な基本的な操作 走行ができるかを確認します。
仮免許の取得
学科教習第2段階 教習日程表に従っての受講となります。 MT2時限、AT2時限 技能教習における高速教習実施前において学科教習を行います。 セット教習で危険予測ディスカッションを行います。
技能教習第2段階 入校式でお渡しする教習日程表に従っての受講となります。
MT最短19時限、AT最短19時限 ※予約は1日3時限まで
路上運転に当たっての準備、交通の流れに合わせた走行、通行 位置、進路変更、標識標示に従った走行、交差点の通行、歩行者の 保護、方向変換縦列駐車、自主経路走行、危険を予測した運転、 高速道路での運転を行います。
※第2段階の学科教習と技能教習は並行して進めることができます。
みきわめ 技能教習第1段階及び第2段階で受講した教習について、 習得状況の確認を行います。 一般道路において、安全かつ円滑な運転について及び教習所内において 方向変換及び縦列駐車の確認を行います。
※みきわめA判定で卒業検定(技能検定)に進みます。
卒業検定(技能検定) 所内及び路上における技能検定で合格すれば、卒業 証明書が交付されます。 一般道路上において、法令に従った安全かつ円滑な運転についての 採点と教習所内における方向変換又は縦列駐車の採点を行います。
卒業式 卒業検定を合格された方については卒業式を行い、教習所を 卒業となります。 卒業証明書の交付と運転免許試験場(免許センター)での 受験案内を行います。 ※卒業証明書の有効期限は卒業検定合格の日から1年間となります。
本免許受験 住所地を管轄する運転免許試験場(免許センター)で本免許 試験を受験し、合格すると運転免許証が交付されます。 適性試験(視力検査等)と本免許学科試験が行われます。 ※技能試験は免除されます。
合格すれば即日運転免許証の交付が受けられます。

入校資格

年齢 18歳以上(当校では、18歳のお誕生日1か月前からご入校可能です。)
視力 両眼で0.7以上、かつ、1眼でそれぞれ0.3以上であることまたは、 1眼の視力が0.3に満たない場合、もしくは1眼が見えない場合に ついては、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上で あることが必要です。
(眼鏡、コンタクトの使用も可能です) カラーコンタクトの使用は不可です。角膜矯正(レーシック)手術を 受けられた方はお申し出ください。
色彩識別能力 赤・黄・青の識別ができること。
運動能力 自動車の運転に支障のないこと
※適性相談を受けて頂く場合があります。